あわやまりあわやまり

詩

2018-12-31

「ただひとりのわたし」

あのときの

秘密を打ち明けてくれた

一緒に星を眺めた

あなたは

もういない

 

あのときの

嬉しくてどきどきして

星に祈っていた

わたしも

いないのだから

 

この世界で

時が経つことの

なんと理不尽なことか

なんと有難いことか

 

たった今

世界でただひとり

人生でただひとりの

わたしは

一秒前のわたしに

キスをして

ありがとうを言う

 

詩集「線香花火のさきっぽ」より

(c) Mari Awaya

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