あわやまりあわやまり

詩

2017/11/03

「ほねの雲」

魚のほねのような雲が流れていく
ほねだけなら
空にああしてただよえるのかしら

 

空からの景色を見たいから
おめめも一緒にいけないかしら
ふわぁふわぁ
ただよう感じを味わいたいから
やっぱりからだもいけないかしら

 

そうしてただよえたなら
私の心の重いのも
すこしは軽くなるでしょう

 

 

(c) Mari Awaya 2009
手製本「空にあるもの」より

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