あわやまりあわやまり

詩

2021/06/02

「鼻うがい」

ひとかけらの
どよんとしたものが
心に居座っているとき
わたしは
鼻うがいをする

鼻うがいは
はっきり言って
上手く出来ない

左の鼻の穴から水を入れても
右の穴から出てくることはなく
結果
ブシューという感じで
入れた方の穴から
吹き出される

それがいいのだ

それを何回も繰り返すと
だんだん
可笑しくなってくるし
ひとかけらの
どよんとしたものも
一緒に
出ていったような気になる

だから
鼻うがいは
ずっと上手くならない方がいい

 

 

 

(c) 2021 あわやまり

ページの先頭へ

ページの先頭へ

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。